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芸術全般に興味がありますが、特にクラシック音楽が専門です。(専門といっても修行中も身なので知らない事だらけですが・・・)
クラシックの中でも古楽は特に興味があります^^
最近はジャズもよく聴きます。
他にもロック、ワールドミュージック、民族音楽など様々なジャンルに手を伸ばしつつあります。
美術、文学、哲学は完全素人です。。。
興味はあるんだけど・・・
まあ、少しずつ勉強していきます・・・
ミクシィ始めました!!
「チェロヤマ」って名前で検索して下さい☆
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それがなんと超お買い得品&超感動物でした!
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)のバッハの鍵盤楽器作品集です!
インヴェンション、フランス風序曲、半音階的幻想曲とフーガ、イギリス組曲、フランス組曲、パルティータ、平均律第1・2巻、ゴルトベルク変奏曲etc...
と、CD12枚組でなんと「3500円」!!
まだ全部は聴いてないけどとりあえず「ゴルトベルク変奏曲」を聴いてみました。
やっぱシフは天才です!
個人的にはグールド(カナダのピアニスト、バッハ演奏に定評があった天才)を超えるゴルトベルク解釈者だと思いますね。
グールドとは対照的にかなり自由に弾いてます。リピートした後は必ず楽譜通り弾かないで装飾を入れたり、上手く言えないけど、声部を強調させるところをけっこう即興的にやってるような気がして、ただの対旋律からも色んな声部が聴こえてきてものすごく表情が付いてます。そのせいかどうかはわからないけど、なにか天才的な不思議な感じがすることもあります。(んー、うまく表現できない)
グールドも各声部がとてもはっきり聴こえますが、私はシフの方がよりはっきり聴こえるような気がします。
グールドとシフの大きな違いはピアノ的な響きを大切にするかしないかだと思います。
グールドは厳格に全声部をコントロールして、すべてを計算し尽くして立派な音楽を組み立てています。しかし彼は音だけに注目しすぎてピアノの響きというのを無視してしまっているような気がします。
対してシフはヨーロッパ人という事もあってか(?)ピアノの伝統をしっかり受け継いでピアノの響きを大切にして、その上できっちりとしていて、かつ自由な構成を組み立てていっているような気がします。
たぶん、シフは響きを重視しているから各声部がグールドより、よりクリアに聴こえるんだと思います。(要するに指のタッチの問題ですよね)
それにシフは各声部に完璧な独立性を持たせ、それらの声部が自由に動いています。(それでもしっかりとした構成で音楽をもっていくところがまたすごい)そういうのも各声部がクリアに聴こえる原因のような気がします。シフだからなせる技ですよね。
あと、時代が違うという事もあって演奏スタイルが全然違います。
さっきも言ったようにグールドはすべてを計算してすべてを支配して、寸分の狂いもない立派な建築物を見ているかのようですが、シフはものすごく自由です。それでもってきっちりした構成力もあります。
グールドとレオンハルト(チェンバリスト、オルガニスト、指揮者。今の古楽ブームの基礎を築いた人)を足して2で割った感じですかねぇ?(笑)
ゴルトベルクのアリアなんかはレオンハルト的に縦のラインをそろえずに表情を重視しています。
・・・と、シフはスゲーという話でした。
あ、グールドが悪いとかいう事じゃないですよ!
むしろグールドは尊敬してますよ!
演奏スタイルが違うってだけだから。
あと、文章がへたくそすぎてすみません m(_ _)m
同じ事何回も言ってますよね・・・
私が良いも思った名曲・名演を気まぐれに感想を書くコーナーです。(珍曲・珍演あり)
クラシック初心者も、そうでない人もこれを参考にして少しずつクラシックに興味を持って頂ければ幸いです。
わかんない事があったらコメくれればわかる範囲で必ず返しますよ!
意見・反論などももちろん受け付けています。
そのうちyou tubeの動画も載せれたらと思っています。
そんなこんなでとうぞお付き合いください。