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芸術全般に興味がありますが、特にクラシック音楽が専門です。(専門といっても修行中も身なので知らない事だらけですが・・・)
クラシックの中でも古楽は特に興味があります^^
最近はジャズもよく聴きます。
他にもロック、ワールドミュージック、民族音楽など様々なジャンルに手を伸ばしつつあります。
美術、文学、哲学は完全素人です。。。
興味はあるんだけど・・・
まあ、少しずつ勉強していきます・・・
ミクシィ始めました!!
「チェロヤマ」って名前で検索して下さい☆
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たまには投稿しないとアカウント無くなっちゃうかなと思って久しぶりの投稿です。
最近の出来事と言えば、結構前だけど、レオンハルト(チェンバロ)聞きに行ったり、メンデルスゾーンのピアノトリオ聞きに行ったり、ゴーギャン展行って来たり・・・と、そんなところかな?
あとCD買ったりとか?
ジム・ホールとパット・メセニーのギターデュオ(ジャズ)とか、チェリビダッケのバッハのロ短調ミサ(!)とか。
あぁ、あとレオンハルトのバッハ鍵盤楽器集(CD20枚組)とか。
レオンハルトはやっぱいいですねえ。
もうこんなチェンバリストは絶対出現しないでしょうしね。
生で聞けてしあわせです。
あとチェリビダッケのロ短調は昨日届いたばっかりでまだあまり聞いてないんですが、感動的でしたね。
冒頭のキリエは彼らしく、ものすごくテンポが遅く、中身が濃い物でした。
後やっぱりすべてのパートが良く聴こえますね!
まあやっぱりチェリビダッケだな〜、と感じさせる演奏でした。
コンサートや展覧会のレビューはまた後日書きます。(いつになるか知らないけど・・)
それではまた。
しらかわホール(名古屋)
プログラム:「マタイ受難曲」(メンデルスゾーン年版)
演奏:バッハ・コレギウム・ジャパン(指揮:鈴木雅明)
レイチェル・ニコルズ(Sp)
加納鋭子(Al)
グルト・テュルク(Te)(エヴァンゲリスト)
ドミニク・ヴェルナー(Ba)(イエス)
(とっても今更ですがコンサートレビューです。。。)
・・・遂に行って来ました!!
私の最も敬愛する曲、マタイ受難曲です!
生で聴くのは初めてです!(音源は8種類くらい持ってますが・・・)
あ、知らない人も居ると思うんで感想の前にマタイ受難曲のメンデルスゾーン版について少し説明します。
そもそもマタイ受難曲ってのは新約聖書の中にある「マタイ福音書」の中のキリストが処刑されるシーン(受難)を音楽劇にしたものです。楽器の編成の最大の特徴はオーケストラ&合唱が2つ必要なこと(!)です。でも当時のオーケストらは現在とは違ってかなり小編成なので現代と比べればかなり少ないです。(古楽のこともいつか記事にしたいですね)で、福音史家(エヴァンゲリスト)という劇の司会進行役がレチタティーヴォでナレーション(?)しながらコラール(プロテスタントの賛美歌)やアリアや合唱などを交えて進行して行く曲です。
まあ、その辺の基本的なことはウィキペディアやyou tubeで見て下さいm(_ _)m
で、オリジナルのマタイ受難曲は1727年に初演され、その102年後に20才のメンデルスゾーンがベルリンでバッハの死後初めてこの曲が復活演奏されたってわけ。
ものすごい大成功だったらしくて、このおかげで忘れ去られていたバッハという名を世に知らしめて、メンデルスゾーンがバッハ研究会というのを開いて、これが後に旧バッハ全集を完成させるきっかけになったという、まぁ大復活演奏だったというわけです。
前置きが長くなりました。感想に入りましょうか。
メンデルスゾーン版ということなので最初はロマンティックにやるのかな?とか編成はおっきいのかな?とか色々想像を膨らましていました。
しかし、演奏はものすごくバロック風でした(笑)
編成も普通のバロックと同じだったし。。。
でもソリストもバロックみたいに合唱の中にいずにソリストとして独立していました。
トリルも一応下からかけてたし。でもロマンティックな掛け方じゃなかったけど。
まぁバロック専門の人たちがバロックをロマン派風にやれって言われても無理な話ですよね。
聴衆としてもロマンティックにやられると結構抵抗ありますしね。
あと弓もモダンボウでした。
それから、エヴァンゲリストのテュルク!相変わらず上手いですね〜。
言葉がものすのごくはっきりして、抑揚がしっかりあってものすごい説得力のあるレチタティーヴォでした。
でもなんかのどの調子がちょっと悪そうでしたねぇ。水ばっか飲んで咳もしてたし。
でも歌への影響はほとんどありませんでしたよ!
それからバスのドミニク・ヴェルナー!この人も相変わらず上手いです!
バスの超低音域を軽々と歌っちゃうからすごい!
普通の人は超低音は声量があんまりでなかったり言葉の発音がはっきりできてなかったりするんだけど、この人はそれが全くなくて、どんな音もきれいに滑らかに聴こえました。
それからソプラノのレイチェル・ニコルズ。以前、ロ短調ミサを聞きに行ったときもこの人だったんだけど、その時はものすごい声量で超感動したんだけど、今回は前回ほど強い印象は受けませんでした。原因としては席が悪かったということが大きかったでしょうね。
でも今回もあの声量は健在だったと思います。
それから愚痴。
席悪すぎ!!!
メンデルスゾーン版だから楽器もメンデルスゾーンの時代の楽器を使ってて、オリジナル版のオーボエ・ダ・カッチャの代わりにクラリネットを使ってたらしいんですよね。
でもそのクラリネットは席の真下!!
全く見えんかった!!!
バルコニー席のバカやろーーー!!
以上。最後に悪口書いたけど、総合してものすごくいいコンサートでした。
やっぱりマタイはいいですねぇ・・・。
いやぁ、テストとかいろいろあってものすごく久しぶりの更新です。。。
実は私、高校入試で土曜日から明日まで5連休なんですよね^^
おかげさまでものすごく充実した連休を過ごせましたよ^^
花粉君が活発に活動してて体調は最低だけど、なぜかチェロの調子がこのところものすごく良いんですよね!
まあこれを機にたくさん練習しちゃいましょう!
休日の練習目標の1日10時間というのはさすがに無理でしたが、8時間くらいは練習できたかな?
で、今日はタワーレコードに行って来ました!
なんかものすごい物を買ってしまった・・・
「バロックマスターワークス」CD60枚組ー4990円!!!
安いだけでなく中身がものすごく良い!
まあ詳しいことは↓へどうぞ。
www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp
他にもものすごい物を買ってしまった!
『メンゲルベルク指揮/コセルトヘボウ管弦楽団/J.S.バッハ作曲/マタイ受難曲/1939年録音』
いやぁなんというかスゴイ!!としか言いようがない。。。
なんか聴くだけで恐れ多いというか、とても普段軽々しく聴けないですね。
言うまでもなく超ロマンティックで(しかしカラヤン版みたいな気持ち悪いロマンティックではない)、メンゲルベルクの世界に強烈に引き込まれますね。
バッハ研究に定評のある磯山氏によるとマタイ受難曲を最初にレコーディングしたのはメンゲルベルクなんだとか。
あ、でも残念なことが2つ。
当たり前だけど音がものすごく悪い!
もうひとつは当時の習慣による、抜粋による演奏ということ。
それでもものすごくよかったので本棚に大切にしまっておきます。(ふだんあんまり聴くことはないでしょうが)
あ、そうそう!クラシック初心者の人は間違ってもこんなマタイは聴かないで下さいよ!
もっとマニアックになってから聴いて下さいね^^
それから買ったCDは・・・
ビル・エヴァンス/Sunday at the Village Vanguard +5(ジャズ)
ラフマニノフ自作自演/ピアノ協奏曲第2・3番
この2つも本来はものすごいCDのはずなんですがなんか前の2つと比べるとなんかかわいそうになって来ますよね・・
そんなこんなで久しぶりの更新でした。
先週の話ですが、本屋に行って来ました!
いやぁ!本屋っていいですねぇ!
最高の情報収集場所です!
居ろと言われれば何時間でも居られちゃいますよね!
まずはロック、ジャズ、クラシック、オーディオ、政治などの雑誌を1時間ほど立ち読み(笑
そして携帯のメモ機能をフル活用。
(なかなか良い情報収集の方法なんで結構おすすめです)
それから2階にあるCDショップをさらりと見てから、やっと目的の本を探しに行きます。
今回買った本は
・夏目漱石「草枕」
・オバマ大統領就任演説(CD付き)
です。
草枕はピアニストのグールドが愛読していた本らしいので、ちょっと興味が湧いて買ってみました。
オバマの本は、彼が大統領に就任する前から買おうと決めていた本です。
こんなんで英語の勉強ができて私は幸せですね^^
てか現代に生きる人としてこれは必読ですよね?
オバマ大統領のことについては機会があったらぜひ記事にしたいですね。
書きたい記事はたくさんあるけどなかなか時間が取れないです・・・
でも自分の意見を発信することがこのブログの目的なんで、いつかちゃんとした文章を書きたいと思います。
それではまた。
それがなんと超お買い得品&超感動物でした!
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)のバッハの鍵盤楽器作品集です!
インヴェンション、フランス風序曲、半音階的幻想曲とフーガ、イギリス組曲、フランス組曲、パルティータ、平均律第1・2巻、ゴルトベルク変奏曲etc...
と、CD12枚組でなんと「3500円」!!
まだ全部は聴いてないけどとりあえず「ゴルトベルク変奏曲」を聴いてみました。
やっぱシフは天才です!
個人的にはグールド(カナダのピアニスト、バッハ演奏に定評があった天才)を超えるゴルトベルク解釈者だと思いますね。
グールドとは対照的にかなり自由に弾いてます。リピートした後は必ず楽譜通り弾かないで装飾を入れたり、上手く言えないけど、声部を強調させるところをけっこう即興的にやってるような気がして、ただの対旋律からも色んな声部が聴こえてきてものすごく表情が付いてます。そのせいかどうかはわからないけど、なにか天才的な不思議な感じがすることもあります。(んー、うまく表現できない)
グールドも各声部がとてもはっきり聴こえますが、私はシフの方がよりはっきり聴こえるような気がします。
グールドとシフの大きな違いはピアノ的な響きを大切にするかしないかだと思います。
グールドは厳格に全声部をコントロールして、すべてを計算し尽くして立派な音楽を組み立てています。しかし彼は音だけに注目しすぎてピアノの響きというのを無視してしまっているような気がします。
対してシフはヨーロッパ人という事もあってか(?)ピアノの伝統をしっかり受け継いでピアノの響きを大切にして、その上できっちりとしていて、かつ自由な構成を組み立てていっているような気がします。
たぶん、シフは響きを重視しているから各声部がグールドより、よりクリアに聴こえるんだと思います。(要するに指のタッチの問題ですよね)
それにシフは各声部に完璧な独立性を持たせ、それらの声部が自由に動いています。(それでもしっかりとした構成で音楽をもっていくところがまたすごい)そういうのも各声部がクリアに聴こえる原因のような気がします。シフだからなせる技ですよね。
あと、時代が違うという事もあって演奏スタイルが全然違います。
さっきも言ったようにグールドはすべてを計算してすべてを支配して、寸分の狂いもない立派な建築物を見ているかのようですが、シフはものすごく自由です。それでもってきっちりした構成力もあります。
グールドとレオンハルト(チェンバリスト、オルガニスト、指揮者。今の古楽ブームの基礎を築いた人)を足して2で割った感じですかねぇ?(笑)
ゴルトベルクのアリアなんかはレオンハルト的に縦のラインをそろえずに表情を重視しています。
・・・と、シフはスゲーという話でした。
あ、グールドが悪いとかいう事じゃないですよ!
むしろグールドは尊敬してますよ!
演奏スタイルが違うってだけだから。
あと、文章がへたくそすぎてすみません m(_ _)m
同じ事何回も言ってますよね・・・
私が良いも思った名曲・名演を気まぐれに感想を書くコーナーです。(珍曲・珍演あり)
クラシック初心者も、そうでない人もこれを参考にして少しずつクラシックに興味を持って頂ければ幸いです。
わかんない事があったらコメくれればわかる範囲で必ず返しますよ!
意見・反論などももちろん受け付けています。
そのうちyou tubeの動画も載せれたらと思っています。
そんなこんなでとうぞお付き合いください。
今日、モネ展に行って来ました!
モネは去年ボストン美術館でも見たのでだいぶモネという人物がわかって来ました。
今回の目玉はなんと行っても「印象 日の出」です!
近代美術の出発点と言ってもいいくらい歴史的な作品だと私は思っています。
実際に見ると、いつも写真で見てるのよりかない色が薄かったです。
写真ではわからなかった太陽の光の向きや潮の流れの徹底さや繊細さ。大胆な筆使いだけどすべてが綿密に計算されて描かれている。薄い色彩で全体をぼやかしているけど、光の向きや潮の流れや空気の触感などで全体をただ漠然と抽象的にするだけでなくバランスのある統一感で支配している。文字通り、モネが見たル・アーブル港の<印象>が心に強く、しかしやわらかく響いた。
モネの見て来たものが感覚的に伝わって来た、そんな展覧会でした。
(物事を感覚で伝える事こそが音楽を含む「抽象芸術」の醍醐味だと私は思う。まぁ詳しい事はまた記事にします。)
←モネ「印象 日の出」1873年